グランカマンベール
白カビの代表的なチーズ
味の特徴
マイルドでなめらか、コクがある
フランス産
牛乳
赤ワイン
白ワイン
チーズサイズの目安
チーズサイズの目安
水分量などがチーズによって異なりますので大きさは前後いたします。
原材料:
生乳、クリーム、食塩
カマンベールにはタイプが2種類あり、古来より伝わっているものは、白カビがタンパク質を分解して熟成がどんどん進むので、濃厚な風味あり個性あふれる味わいです。もうひとつはロングライフタイプと呼ばれ、スーパーなどでよく見かけるタイプです。
熟成が適度な状態にまで進んだら、包装後密閉して加熱殺菌します。それにより乳酸菌などの働きが止まり、熟成もほぼ止まります。そのため、常に一定の品質を保つことができ、安定感のある比較的さっぱりしたチーズとなります。
カマンベールは、フランス革命から逃れてノルマンディー地方オージュ渓谷南にあるカマンベール村にやってきた神父が、彼をかくまった農婦マリー・アレルに、その製法を教えたのが始まりと伝えられています。
この神父はパリ盆地の東にあるブリー(Brie)の出身でした。ブリーチーズには1000年以上の長い歴史があり、その起源は中世にまで遡ります。一説によれば、そんなブリーチーズを知る神父がマリーにチーズの作り方に助言を与え、元々あった彼女の地元のチーズに改良が加えられ1791年にカマンベールが誕生しました。
カマンベールチーズを最初に作ったアレル家では、ナポレオン三世にカマンベールチーズを贈ったことでも知られています。
今でもカマンベール村の近くにマリー・アレルの石像があります。
また1850年にはパリとオージュ村をつなぐ鉄道が開通しました。
さらにリデルという技師が、カマンベールチーズが入っている木箱を輸送のために考案し、それまで使っていた藁に比べて長時間の輸送にも耐えられるようになったことで、カマンベールチーズを世界に広めるきっかけとなりました。
こちらの商品はグランカマンベールでフランス・ロレーヌ地方で作られている人気のカマンベールです。
通常よりも大きく作られており、熟成が穏やかに進みます。ミルクの甘みがあり白カビ臭さが少ないのが特徴です。
そのままでも、料理にも、ジャムやフルーツと合わせてもお楽しみいただけます。
バケット、カフェオレと一緒の朝食などにも合います。
ジャムやはちみつをあわせてティータイムのお供にもおすすめです。
カマンベールチーズの元祖はフランスのノルマンディー地方で造られるカマンベール・ド・ノルマンディーです。そしてそのノルマンディー地方はリンゴで造られる発泡酒シードルの特産地でもありカマンベールによく合います。
また若いタイプのカマンベールチーズは、フルーティーなソーヴィニヨンブランや、
スパークリングワインを合わせるとチーズのクリーミーさとフレッシュさが際立ち、同時にワインの風味も引き立ててくれます。
熟成が進んだカマンベールチーズには、樽熟成したシャルドネや、穏やかな丸みのあるタンニンのメルロ-がおすすめです。